感圧紙専用 減感インキ FN-LP100, FN-LP300
CTP版が2倍以上の長寿命に!高生産・低コストを実現
特長
- オフセット印刷/凸版印刷兼⽤タイプならびに枚葉機/フォーム輪転機のいずれにも減感印刷をすることができます。
- 耐刷性は約2倍に向上します。
(当社調べ/※富士フイルム<感圧紙>+FN-LP100+富士フイルムCTP版XP-Fで試した際の数字です) - 減感の利きが良く、セットオフ/ヌケが減少します。
- 版交換が減り作業性の向上に繋がります。
- 潤滑性・剥離性の向上により、裏移り・ベタつきが少ないです。
- 盛り量はFN-LP100とFN-104、FN-LP300とFN-300が同等です。
ご使用上の注意事項
減感印刷全般について
注意事項のポイントは、減感効果のチェックと地汚れのチェックです。
- 1. 印刷方法
枚葉・輪転機のいずれでも印刷できますが、インキ練りローラー数の少ない機種(軽オフセット機など)では若干、適性が劣ります。 - 2. 印刷面
必ず<感圧紙>の中用紙(B紙)および下用紙(C紙)の表面 (顕色面)に印刷してください。 - 3. 印刷順序
ケイ線・文字などの印刷を先に行い、減感印刷は最後に行ってください。 - 4. 減感効果のチェック
仕上げる帳票の枚数を重ねて、必ずボールペン書きで確認してください。サンプリングは、シートの場合は1,000枚目くらいで、ロールの場合は1本くらいで行ってください。スプレーチェッカーでは減感効果のチェックはできません。 - 5. 印刷インキの特性
色インキの種類によっては、減感インキにより変色したり、ブリードを起こす場合がありますので、必ず「耐減感インキ」をご使用ください。 - 6. 洗浄
印刷後の洗浄は、一般の洗油をお使いください。 - 7. その他
減感印刷の上に朱肉やネーム印で捺印すると、変色したり、ブリードしますので避けてください。
減感印刷の上に収入印紙などを貼ると、はがれやすいので避けてください。
<感圧紙>専用に品質設計された減感インキです。<感圧紙>以外に使った場合や、誤った使い方をされた場合の品質保証はいたしかねます。
オフセット減感印刷について
- 1. 版材
ネガ・タイプでロングラン用のPS版を推奨します。ポジ・タイプPS版は、耐刷力が低下する傾向にあります。 - 2. 湿し水
湿し水の量は、スタート時に一般印刷より若干多くして、地汚れが発生しないようにコントロールしてください。 - 3. 印刷順序
減感インキと湿し水のバランスがくずれると、地汚れが発生することがあります。印刷中は適宜サンプリングして、スプレーチェッカーで地汚れのないことを確認してください。 - 4. その他
減感インキはベタ刷りの適性をもたせるため軟らかめに作られておりますので、一般色インキに比べ、水棒(モルトン・スリーブ)若干汚れやすい傾向にあります。汚れが強くなると水あげ不良になる傾向にありますので、汚れのひどい場合は水棒を洗浄してください。
プレート・クリーナーは種類によっては地汚れを誘発するものがありますので、ご使用はさけてください。
特許取得
校耐刷性減感インキ FN-LP100 / 300
CTP版が2倍以上の長寿命に! 版交換が減り、高生産・低コストに貢献!
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